チョロは猫だから、魚が大好きだ。
実家のお昼おかずに、カツオのたたきを切っていた時の話です。
家族が多いと好き嫌いがありおかずを何種類か作るのがめんどくさい。よし全員がOKな魚🐟にしよう。鰹のたたきとほうれん草の味噌汁にしよう。ちなみにほうれん草は収穫からスタート、そこそこ時間はかかることは別談である。
カツオのたたきを切っていると突然、
まな板の隙間から、猫の手が飛び出してきた。
……そう、チョロだ。

チョロはいつも食べ物を狙っている。ちゃんとエサをあげているのになぁ~。
台所はだいたい高さ90センチくらい。
猫からすると「まあまあ高い」場所なのに、
そこからの猫の手、胴の伸びがすごい。
本当にすごい。ほぼ伸びきっている。
その必死さと可愛さに負けて、
カツオのたたきを、向こうが透けて見えるくらい薄く切った。
1枚だけ。
するとチョロは、
ものすごい勢いでそれを奪い取り、
あっという間に平らげた。
……が、1枚だ。
どう考えても足りなかったらしい。
すぐに戻ってきて、
最速の”すりすり すりすり”攻撃。
「これは私たちの食事!!チョロちゃんにはキャットフードあるでしょう。」と言い聞かせたが、チョロには通じない。
私はまた、信じられないくらい薄く切って、もう1枚。
それでも足りない。
ここでチョロ、最上級の攻撃を仕掛けてきた。
ジャンピング頭突きからのスリスリ攻撃。
顔面に全力の愛情。
ダメだ!!私たちのおかずが無くなる。刺身を切り損ねた端っこのコッパ部分を持って別部屋に行き、扉を閉めた。
食後に様子を見に行ったら、満足したのか爆睡中でした。
その後、あくびをしたチョロの口臭はめっちゃは魚臭かったです。








