輸血のあと、ちょろは飲み薬をスタートした。
毎日、朝晩、薬を飲ませる日々。
原因を徹底的に調べるところまでは行かなかった。
調べるには検査が必要で、調べたからといって良くなるとは限らない――そんな説明を受けた。
とりあえず言われたのは、
- ヘモグロビンが少ない → 通常の5分の1の数値(輸血当日)。
- 変な病気にかかっている感じではない → 育児放棄後すぐに保護。
- 免疫系の病気かもしれない(可能性)→ 家猫の為、怪我もない・中毒でもない。
薬を2週間くらい続けるうちに少しずつ回復して、血液の数値は600くらいまで上がった。
ところが、その薬には別の不安もあった。
先生「この薬は糖尿病になる確率が高いので、少し減らしてみよう」
そこで薬は、1日2回から1日1回へ。
さらに少しずつ間隔をあけて、「2日に1回」くらいに変更して様子を見ることになった。
変更して1週間。
チョロの様子が、ちょっとだけおかしい。
なんと、家のコンクリートを舐めていたのだ。
その瞬間、はっとした。
そういえば、血液の数値が下がり始めたと思われる頃から、何故かコンクリートを舐め始めた気がする。
理由はわからない。
でも嫌な予感がして病院へ連れて行くと――
血液の数値が、600から400に下がっていた。
結局、薬はまた最初と同じように1日2回へ戻すことになった。
そして思い出した。
初めて病院に連れて行った時、先生が言っていた。
「白いねぇ」
歯ぐきは本来ピンクなのに、真っ白だったらしい。
目の下や口の中も白かったそうだ。
でも当時の私は、そこまで意識して見ていなかった。
言われてもピンとこなかった。
それからというもの、私は鼻の色を毎日確認するようになった。
白い?赤い?ピンク?
自分でもびっくりするくらい、気にするようになった。
その後、2週間ほど1日2回の薬を続けて、数値はまた600くらいに戻った。
そこで薬は1日1回に変更。
すると不思議なことに、チョロはコンクリートを舐めるのをやめた。
何が関係しているのかはわからない。
でも、それ以来「コンクリートを舐め始めたら要警戒」と毎日の鼻の色の確認をするようになった。

参考:緊急輸血の日の費用(領収書より)
参考までに、緊急輸血の日の費用は 合計26,510円 でした(領収書より)。
内訳はこんな感じです(うちの場合):2025年8月
- 初診料:1,100円
- 血液検査:4,950円
- ウィルス検査:5,500円
- 血液型検査:5,500円
- 注射:1,100円
- 輸血:5,500円
- 静脈留置(留置針):550円
- 内服薬(14個):2,310円
※治療費は病院・地域・処置内容によって変わるので、あくまで「うちの場合」です。
【後編の締め】
猫って、しんどいのを隠す天才だと思う。
だからこそ「いつもと違う」を見逃さない目が必要なんだと、痛感した。でも初めて飼う猫なのでこんな物だろうと思ってしまうことあると思う。
歯ぐきの色、鼻の色、食欲、水の飲み方。
そして、ちょろの場合は“コンクリートを舐める”という行動も、私にとって大事なサインになった。
貧血の話はいったんここまで。
次は、この後に起きた「肺炎」のことを書こうと思います。貧血後から病気に多くかかるようになりました。早く良くなって欲しいです。





